プラダ:PRADA
才媛により蘇った名門ブランド
1913年マリオ・プラダがイタリアのミラノに設立した皮革製品の店。彼自身がデザイン、製作を手がけたスーツケースや小物をはじめ、世界の一流品を扱い、1920年ー1930年代にはヨーロッパの王族や富裕層の間にブームを引き起こした。
1970年代の終わり頃より孫娘ののミウッチャ・プラダが店を引き継いだ。この頃プラダは顧客を次第に失っており経営が思わしくなくなりかけていた時期であった。彼女はミラノ大学で政治学の博士号を取得した才媛で、一度もデザインの勉強をした事がなかったが、伝統と現代の融合を目指して商品のデザインに積極的に関わり、マリオが米国から輸入した工業用の防水地を使って、1980年代におしゃれでカジュアル、機能的なナイロン製のリュックザックやハンドバッグを作り出し話題を呼んだ。それにより没落しかけたプラダは息を吹き返すことができた。さらに1989年にはレディス・ウェア、1995年にはメンズウェアに進出、ミラノコレクションをリードするブランドとして愛好者を増やしている。
財布やバッグが人気
他のブランドよりやや値段が高い気もするが財布やバッグのシンプルで上質なデザインは女性を中心に人気が高い。またプラダスポーツバッグなども人気が高い。
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