グッチ:GUCCI

かつてはホテルの皿洗い

1898年17歳の少年グッチオ・グッチは海外で一旗上げようと故国のイタリアを離れロンドンに向かった。彼は英語はまるっきり駄目であったがロンドンの超一流ホテルに運よく職を得た。最初は皿洗い。それは重労働であった。少年は耐えに耐え、やがてウエイターに昇格する。ホテルに出入りする金持ち連中たちの姿を毎日目にしながら10代最後の時期を彼は送った。

その後グッチオグッチは故郷に戻り今までの蓄えで何かをしようと思いいろいろと活動をはじめ、約20年後の1923年に、イタリアのフィレンツェに高級皮革製品店を開いた。これがグッチの始まりである。イギリスから輸入したバッグやトランクなどの革製品の販売店であったがフィレンツェの職人に作らせた手作りの革製品も扱っていた。この職人に作らせたバッグは高い評価を得て店の売り上げは飛躍的に伸びていった。

その後馬具をモチーフとした新しい小物のデザインで有名になり。1960年台より鐙(あぶみ)や轡(くつわ)などをデザインに取り入れたバッグやベルト、婦人靴、紳士靴を中心に販売し、傘、ステッキ、スカーフ、ネクタイのような実用性のあるアクセサリーでも人気を得た。赤と緑色のベルトを飾った模様入りのキャンバス地のバッグは、第2次世界大戦中の皮不足によって生まれたものである。既製服も手がけ、1991年よりミラノ・コレクションに参加するなどしている

財布が特に大人気!

バッグの人気も高いが特に財布はものすごい人気を博している。その他時計、リング等も安定的な 人気を誇っている。また「gucci」の検索数も60000件近くあり、人気で言えばルイヴィトンに次ぐ人気でコーチが ライバル的存在といえる。

グッチの月間検索数(2006/4)
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