ジバンシー:GIVENCCHY

長身の貴公子がオードリー・ヘップバーンに捧げた香

クラシックでシンプルなエレガンスを基調とする作品を発表してきた長身の貴公子、ユベール・ド・ジバンシー、かれは1927年、パリ北部のボーヴェに生まれた。彼は10歳の時パリ万国博覧会に行き、そこに出品されていたシャネルやランバンなどの華やかなドレスの美しさに目を奪われひそかにデザイナーになる決心をしたのだという。

ジャック・ファット、ロベール・ピゲといった著名デザイナーのもとで働き修行を積み、1952年、25歳で自らのメゾン(店、会社)をオープンし、初のコレクションで高い評価を得て華々しくデビュー。神童としてもてはやされた。やがてオードリー・ヘップバーンの映画衣装を担当、彼女の人気と共にオードリーの名は世界中に知れ渡る事になる。

さてジバンシーといえば香水で有名だが1957年、ジバンシーは最初の香水「ランテルディ」と「ル・ド・ジバンシー」を発表する。一つしか出さないつもりだったのだが、調香師が作成した香水はどちらも素晴らしい物であったのでいずれも製品化することにしたのである。「ランテルディ」は「禁止」という意味である。その香水はオードリーヘップバーンをイメージして作られたものだといわれている。彼女はこの香水を大変気に入り、他の人に売るのは禁止と言ったところからこの名が付けられたのだという。

  

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